ジーンズ ポケットの袋交換

表から見ると単純なポケット口の劣化と思いきや

袋地もかなりの状態で劣化していました

シャツ等で使う起毛のネル素材の袋がオリジナルで付いていますが

交換に当たり強度優先でジーンズ専用の袋地で作り直します

先ずは分解からですが、袋の交換はベルトライン、サイドラインの分解、リベットの打ち直し等、結構な大工事になります。

外したリベットは使えませんので新しいリベットを打ち込みます

ブランド刻印のリベットはご用意できませんので当店で用意できるリベットで取り付けます

袋の取り付け完了で最後にポケット口にステッチを縫い付けて完成

コインポケット側の袋の取り換えは7000円~8000円程です

 

オリジナルの裾を残した丈詰め

裾のスレ感やアタリ感、クラッシュ感が気にいっていて残したい場合は

裾を移植して丈詰めも出来ます

 

「裾残し仕上げ」「挟み上げ加工」等の様に云います

先ず下の画像の様に詰めたい量により3分割に切ります

真ん中の詰めたい分量を取り去ります

あとはジーンズ側と裾を繋ぎ合わせて完成

と、、、口で説明するのは簡単なのですが

インシームやアウトシームのはつなぎ合わせの位置を合わせたり

インシームは特に最大7枚ほどジーンズが重なりますので

その余分な部分を加工に支障なくカットアウトしたりと

けっこう加工は結構難易度の高い加工の分野です(◎_◎;)

※ゆえにあまり厚手のオンスデニムの場合は加工に適しませんが17オンス以下の物ならば選択肢としてはいいかもしれません

加工料はステッチ打ち方や幅感などにもよりますが3900円~4900円程です☆

パーキング看板リュニュアルしました

「ふくやSUDA」「masters volante」との共同経営のパーキングなので

いつも「駐車場どこですかぁ~」っていわれてました( ;∀;)

そんなわけで分かりやすい様にパーキング看板リュニュアルしました

ジャリのパーキングですけどゆったりしてるので停めやすいですよ(^^)

お車でご来店の際はご利用くださいませ(^.^)/~~~

ジーンズ 縦裂け修理

バックポケットの縁の脇が大きく縦裂けしています

これはストレッチジーンズのには非常に多い劣化です

概ねストレッチデニムは体にフィットさせてピッタリ履くものが多いので

立ち座りで伸び縮みの負担が多く、尚かつ貼ポケットとの段差の出来るこの部分は

よくこのように縦裂けします

もうこうなると後ろ中心からバックポケットの縁、ヨークラインの縁迄までしっかりとした素材で裏から広く当て布をします

※どこが裂けてもおかしくない状態ですので

あとは通常通り縦方向に糸入れしますが縦裂けの場合はお客様に了解を得て横方向にも糸入れします

力学的に横糸を入れた方が縦に裂けた劣化には有効ですので、、、、

 

相談はメールでお気軽にお問合せください

ジーンズ リペア 修理はネットからもご依頼できます

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Gジャン 衿修理

経年劣化も手伝ってかパックリと衿が口を開けてしまっています

襟を分解すると内側に力布が縫い付けられていました

ラングラーさん独自?の仕様でしょうか、、、衿の形を整えるため、、、?

事によるとこの力布が裂けの原因の可能性も、、、、

ともあれ、いつも通り裂けの修理後、裏表を逆に取り付けて完成なんですが、、、

 

またまた完成画像を撮り忘れて返却しちゃいました😂メンゴ、、、

 

ジーンズ大好き芸人 「アメトーク」

今週は「アメトーク」観てきましたーーーってお客さんが結構いました

8/18放送の「ジーンズ大好き芸人」の回で

「ジーンズは直して履くのがかっこいい」ってその通り!!!!!

見逃し配信とかで観れる人は是非どうぞ

草薙くんあがり過ぎてて超楽しいそうでした

ジーンズ大好きなんですね😂

ジーンズ 股スレ修理

やや重症ですよ(^^; これは、、、

なにが重症かといえば、股スレの延長がワタリラインを分断してしまっていることです

こうなると分解しての修理が一般的ですが、今回は分断が浅いので何とか分解なしでリペアします

現場を整えて、劣化の状態にあわせた補強布を作成

劣化の激しい場所や分断されている場所は厚手の補強布を重ねてあります

裏側から現場に嵌めこんで、表側から糸入れ補強していきます

 

縫い線まで劣化してしまいますと、元のデニムの重なりプラス補強布の重なりが加わってかなり厚みが出るため縫い込みには細心の注意が必要になります

股スレは気付かぬうちにいつの間にか進行しています

洗濯の時などにチェックして早めに補強しておきましょう

 

ジーンズねじれ修正

これが分かる人は結構なジーンズマニア

前見頃が左右共正面から向かって右側に寄って(ねじれて)いるのが分かるでしょうか

左右対称に同様の型紙で作っても履きこんでいくうちに画像の様に右方向にねじれていきます

このことはデニムの糸の「撚り(より)」が原因しています

※「撚り」とは、簡単に言うと糸は細い糸を何本も束ねて一本の糸にしますがその束ねた糸をねじって一本にする事を「撚り」といいます

デニムの場合は織り糸が太い=糸数が多い為束ねる撚りが強くなります

俗に言えば強く撚るため「強撚糸(きょうねんし)」といいます

強く撚られているため長年着用すると「撚り」が少しづづ戻る事で画像の様に

左右が同方向に寄って(ねじれて)しまうといわれています

今回のご依頼は右足のアウトシーム側と左足のインシーム側を削って

左右同様に見える様にかこうしました

ジーンズは拘ればきりがないほどいろいろな事があります

お客様の要望に添うよう日々努力のmasterです(^^)

 

 

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ジーンズリペアは外科手術

一口にデニム素材といても

糸や折り方、混紡率や生地のオンス、使用頻度、履かれている方の生活習慣(仕様頻度や着用用途)によって様々な状態で劣化します

最近思うに人の外科や内科の手術と似てるかな?と、、、医大には絶対入学できませんけど(^_^;)

裏に当てる生地の厚みや素材や色を選定したり

糸入れの量もを場所によって調整したり

現場以外の全体感でバランスをとったり

劣化したしたジーンズにとって最良のリペアを施す事に日夜励むmasterです(^^)

 

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