ジーンズ 縦裂け修理

バックポケットの縁の脇が大きく縦裂けしています

これはストレッチジーンズのには非常に多い劣化です

概ねストレッチデニムは体にフィットさせてピッタリ履くものが多いので

立ち座りで伸び縮みの負担が多く、尚かつ貼ポケットとの段差の出来るこの部分は

よくこのように縦裂けします

もうこうなると後ろ中心からバックポケットの縁、ヨークラインの縁迄までしっかりとした素材で裏から広く当て布をします

※どこが裂けてもおかしくない状態ですので

あとは通常通り縦方向に糸入れしますが縦裂けの場合はお客様に了解を得て横方向にも糸入れします

力学的に横糸を入れた方が縦に裂けた劣化には有効ですので、、、、

 

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ジーンズ大好き芸人 「アメトーク」

今週は「アメトーク」観てきましたーーーってお客さんが結構いました

8/18放送の「ジーンズ大好き芸人」の回で

「ジーンズは直して履くのがかっこいい」ってその通り!!!!!

見逃し配信とかで観れる人は是非どうぞ

草薙くんあがり過ぎてて超楽しいそうでした

ジーンズ大好きなんですね😂

ジーンズねじれ修正

これが分かる人は結構なジーンズマニア

前見頃が左右共正面から向かって右側に寄って(ねじれて)いるのが分かるでしょうか

左右対称に同様の型紙で作っても履きこんでいくうちに画像の様に右方向にねじれていきます

このことはデニムの糸の「撚り(より)」が原因しています

※「撚り」とは、簡単に言うと糸は細い糸を何本も束ねて一本の糸にしますがその束ねた糸をねじって一本にする事を「撚り」といいます

デニムの場合は織り糸が太い=糸数が多い為束ねる撚りが強くなります

俗に言えば強く撚るため「強撚糸(きょうねんし)」といいます

強く撚られているため長年着用すると「撚り」が少しづづ戻る事で画像の様に

左右が同方向に寄って(ねじれて)しまうといわれています

今回のご依頼は右足のアウトシーム側と左足のインシーム側を削って

左右同様に見える様にかこうしました

ジーンズは拘ればきりがないほどいろいろな事があります

お客様の要望に添うよう日々努力のmasterです(^^)

 

 

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ジーンズリペアは外科手術

一口にデニム素材といても

糸や折り方、混紡率や生地のオンス、使用頻度、履かれている方の生活習慣(仕様頻度や着用用途)によって様々な状態で劣化します

最近思うに人の外科や内科の手術と似てるかな?と、、、医大には絶対入学できませんけど(^_^;)

裏に当てる生地の厚みや素材や色を選定したり

糸入れの量もを場所によって調整したり

現場以外の全体感でバランスをとったり

劣化したしたジーンズにとって最良のリペアを施す事に日夜励むmasterです(^^)

 

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新しいミシンが仲間入り

JUKiの限定バージョン

このミシンは厚地ようではなくて、

主に生地痩せしてしてきたデニムの擦り切れや破れを補修するためのマシン

さすが最新バージョンアタッチメントがありすぎて使い方が、、、わかんない😂

ユニオンスペシャルやJUKiの大釜のレトロタイプも渋くて味があるけど新品もまたいい感じです

これでミシンも10台になりました

がんばってリペアしていきます(^^)

新品で来たんで多分私より長持ちしますよ😂

 

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ボタンフライからジッパーフライへ変更

久しぶりの投稿です(^^; 筆不精ですみません

今回はボタンフライからジッパーフライへ交換依頼です

ネオバーボタンはクイキリで外して小穴は補強しておきます

問題はホール側です

以前はホールを縫いつぶしてそのまま使っていましたが

ホールの前立ては二枚重ねなので厚みと硬さが出る上に

洗濯したとき乾きずらいというデメリットがでます

そこで新たにファスナー装着用の前立てを作るようにしました

そうすることで通常のジッパーフライと同様な作りに仕上がります

ひと手間かけて履きやすいジーンズに(^^)

ジーンズ膝穴修理

これはおそらく長年履いた劣化ではなく

転んだかぶつけたかで局所的に圧や摩擦がかかった穴と思われます

このような場合は劣化の雰囲気を残すよりも目立たない方法でリペアします

まずオフ白で残った横糸修理後も目立ってしまいますのでカットアウトします

似た様な色目のデニム(同じ色ってなかなかないんです(^^;))を

地の目に合わせてはめ込んで補強の糸入れで頑丈に仕上げて完成です

ジーンズ膝破れ修理

膝の劣化は

1,膝周辺の生地が薄くなり変色してきます

2、部分的に縦糸が消失して横糸だけが残る状態になります

このあたり程度でリペアしておきたいところですが

次の画像はさらに横糸が消失して穴になってしまいました

このような状態で一番自然に仕上げるには横糸移植が有効です

横糸だけの移植もできますが、それですとまたすぐ破れます

やはり裏側からはしーティングの当て布をして縦方向には補強で糸入れしておくリペアをお勧めします

 

チェンステッチの擦り切れ

チェンステッチのメリット

①アタリ感が出やすい

②著名なジーンズの縫い仕様はチェンが主流でブランド性がある

③縫い直しが容易である(ほどきやすく作る側から見るとやり直しが容易である)

 

チェンステッチのデメリット

①メリット③は逆にユーザー側からはパンクの原因性が高い

(一か所解けると、一定方向に連続で解ける縫い方になっています)

②着用や洗濯による擦り切れが激しい為、パンクの要因になりやすい

 

画像はいずれもGジャンですが、

ジーンズのヨークラインやインシーム、ベルトライン等も同様に

擦り切れは頻繁におきます

画像の状態を例えると、ボルトはかかっていてもナットが抜けていて

いつ分解してもおかしくない状態といえます

 

ジーンズの裏側をよくチェックして擦り切れ部分は早めのリペアをお勧めします

 

 

ジーンズ膝穴補修

膝の劣化は横糸も消失して穴になっています

このような場合は消失した横糸を移植して塞ぐ方法が一番自然です

糸だけではすぐ切れて穴になってしまいますので下地にシーティングを施したうえに

新しい横糸を引きなおします

横糸が引き終わったら最後に縦方向に糸入れ補強して完成です

この程度の大きさの横糸移植で3000円程です

※ご希望によって横糸のみ(強度はありません)やデニム入れ(色が違ってきます)などの加工もできますのでご相談ください

 

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