ジーンズ ロールアップの擦り切れ修理

ロールアップの折り曲げあとはいつか必ず切れてきます

これを一般の修理同様、裏に当布をして50番手の糸でリペアすれば完璧ですが、、、

そうするとロールアップした時に当然当て布は表に露出してしまいます

そこでこの部分は例外的に当て布なしで「糸だけ補修」します

加工後が以下の画像です

 

ミシンは「上糸と下糸がクロスされる事で縫える」という原理を利用して

上糸をインディゴ色、下糸をグレー色にすることで、まぁまぁ目立たなくリペアできます

実際触ってみるとスレの現場に厚みが出ているのが分かります

このような加工で800円~1500円くらい(スレ方や範囲によります)です

 

 

ジーンズリペア 膝破れ修理

膝下~腿にかけて広く劣化を伴い破れています

特に膝周辺は横とも消失しています

このような場合は当て布はもちろんですが穴の部分は横とを移植して自然に仕上げる方法をとります

 

まず乱れた横糸を整えて劣化や生地痩せしているい範囲の当て布とシロモを使って患部に横糸を装着して下からはめ込みます

仕上げに縦方向に糸入れして完成です

毎度申し上げるのですが、当て布で体とデニムの接触を遮断する事でかなり劣化の進行は止まりますので、必要以上の糸入れはかえってデニム素材の負担になります。少な目の方がより自然にしあがりますので(^^)

加工料的に糸移植でこの程度ですと6000~7000円程になります

ジーンズ前ポケット口スレ修理

ポケット口が半分程度スレてヘリが消失しています

ここまでスレていますと当然袋地もただではすみません↓

まず補修材料のジーンズから色やカーブラインのちょうどよさそうな部分を大きめに切り抜きます

形を整えて現場に嵌めこみます

この状態では劣化前と見分けがつかいのですで

ここから縦方向にミシンで裏側の袋地とヘリ下のスレ共々縫い込んで完成です

こういったポケット口のデニム移植で加工料的には3000円~4000円程です

放置すればするほどポケット口が伸びてしまいますので早めのリペアをお勧めします

本日1/5(金)より通常営業いたします

お休み頂戴いたしましてありがとうございましたm(__)m

ユニオンスペシャルもウチに来てもらって15年くらいにになります

目だった故障もなく頑張ってくれてます(^^)

今年一年もユニオンスペシャルとともに頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

 

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ジーンズ 前ポケット修理

前ポケットは袋地も裂けてポケットのヘリも部分的に擦り切れています

底にも擦れによる劣化が見られます

このような状態ですと前ポケットのヘリはデニム移植、袋地は外して新しく作り直す方法でリペアします

 

リベット等も外して袋地を外して、同じ型で新しく袋は作ります

この段階でポケット口にはデニムを移植しておきます

あたしい袋地を装着

リベットを打ち直して完成です

※外したリベットは使えませんので当方で用意したリベットと交換になります

ジーンズ 股裂け修理

デニムの生地痩せの後裂けた感じです

現状ポケットにも劣化がありますが、ポケットは修理なしというご要望でした

しかしいずれ将来ポケット修理の可能性あるため一旦補修布の入る範囲まではポケット外します

この状態で裂け部分には裏からシーティングの当て布をして縦方向に糸入れ補強

あとはポケットを閉じれば完成です

ポケット

部分には縦方向の糸入れは乗っていませんので、将来的にポケット補修する場合でも普通に加工できます

修理は状態確認と将来予測も大事なんです<(_ _)>

ジーンズシルエット変更

裾幅24センチ並みのややワイドストレートから

裾幅を8センチ程度狭くてテーパードシルエットに変更

裾幅を絞る場合は基本インシームから調整します

この調整で6600円程です

今回は同時に丈もチェーンステッチで調整しましたのでプラス2200円

シルエット調整&丈詰めで8800円です

※裏の仕様やインシームのステッチの数などで料金は変動します

 

Gジャン 衿リペア

通常は折り曲げのヘリが劣化することが一般的ですが

このようにヘリが擦り切れてパックリ割れる事も稀にあります

結構隅から隅までパックリ割れています

 

袖口などではよくあるんですが、衿の場合は袖の修理の様に合わせたままで糸入れ補強は出来ません

衿は非常にデリケートな部分ですのでこのような場合は、表衿と裏衿をそれぞれ単独でリペアしたのちに合わせて縫い上げます

いつものことなんですが仕上がり画像は撮るり忘れて返却しちゃいました( ;∀;)

 

 

ジーンズシルエット調整 

ワタリから裾幅まで全体的に細くする場合のセオリー

先ずはインシームを分解していきます

左右の裾から中心迄分解して開き状態です

奥が前見頃で手前が後ろ身頃です

比べてみると一目瞭然ですが手前の後ろ身頃の方がかなり広いのが分かります

一般的なジーンズですと概ねこの作りになります

ワタリ(腿周辺)を細くしたい場合は概ね回り寸法で4センチ並みが限界になります

前見頃を1センチに対して後ろを3センチ並みのバランスでお詰めすると違和感ないシルエットで仕上がります

一方で膝から裾にかけては結構大胆にお詰めすることもOKです

眠ってしまっているジーンズもシルエット変えて一新できます

一般的な作りなもので4400円~6900円程でシルエット調整できます

 

 

ジーンズねじれ修正

これが分かる人は結構なジーンズマニア

前見頃が左右共正面から向かって右側に寄って(ねじれて)いるのが分かるでしょうか

左右対称に同様の型紙で作っても履きこんでいくうちに画像の様に右方向にねじれていきます

このことはデニムの糸の「撚り(より)」が原因しています

※「撚り」とは、簡単に言うと糸は細い糸を何本も束ねて一本の糸にしますがその束ねた糸をねじって一本にする事を「撚り」といいます

デニムの場合は織り糸が太い=糸数が多い為束ねる撚りが強くなります

俗に言えば強く撚るため「強撚糸(きょうねんし)」といいます

強く撚られているため長年着用すると「撚り」が少しづづ戻る事で画像の様に

左右が同方向に寄って(ねじれて)しまうといわれています

今回のご依頼は右足のアウトシーム側と左足のインシーム側を削って

左右同様に見える様にかこうしました

ジーンズは拘ればきりがないほどいろいろな事があります

お客様の要望に添うよう日々努力のmasterです(^^)

 

 

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ジーンズリペアは外科手術

一口にデニム素材といても

糸や折り方、混紡率や生地のオンス、使用頻度、履かれている方の生活習慣(仕様頻度や着用用途)によって様々な状態で劣化します

最近思うに人の外科や内科の手術と似てるかな?と、、、医大には絶対入学できませんけど(^_^;)

裏に当てる生地の厚みや素材や色を選定したり

糸入れの量もを場所によって調整したり

現場以外の全体感でバランスをとったり

劣化したしたジーンズにとって最良のリペアを施す事に日夜励むmasterです(^^)

 

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