コレはBROTHER(ブラザー)の
厚地専用のミシンで
通称、「大釜ミシン」
なにが「大釜」かというと
この画像の部分が「お釜」に似ている事から
ここの部分を「釜」といって
この釜に、下糸を巻いたボビンケースが入りますが
ご覧の通り画像の左側が一般的なボビンケースで
右が大釜に収まるボビンケースです。
二回り以上大きいです。
じゃ~なんで大きいかというと
ジーンズの縫い糸は概ね8番手くらいの太い糸を使用します。
普通のミシンは50番手(数字が大きい方が細い糸)くらいなので
6倍くらいは太いでしょうか?(直径ではないです)
それゆえ普通の糸巻き用ボビンで太い8番手並みの糸は
少ししか巻けないために
大きい糸巻きボビンが必要になって
その大きいボビンを納める釜は当然大きくないと合わないので
大きな釜、、、、「大釜」になったわけです。
そんなワケで通称「大釜ミシン」は
日々お預かりしたジーンズ修理に
「大釜」をフル回転させながら
働いてくれているわけです。
っていうようなウンチクでした(^^)/