ジーンズ ボタンホール修理

ホールが切れてしまっている状態です

このように切れますと糸だけでは修復できませんの一旦デニムを移植して下地を作り直します

上の画像の様にホールは一旦半分ほどつぶれる程度デニムを差し込んで元のホールの大きさまでハサミで切り込みを入れてミシンたたきで移植デニムを本体と融合させます

最後に手まつりでホールの回りを篝って無駄糸をカットアウトすれば完成です

修理は完成しましたが、ボタンホールは裂けてしまうほど放置せず早め早めのメンテナンスをお勧めします(^^)

 

ジーンズ ベルトループ修理交換

今回はベルトループのリペアです

軽度な劣化はベルトループを一旦外して修理後につけ直す加工で処理しますが

今回のループは以前一度修理したものがまた劣化してしまったようですので

材料のジーンズから似ている色気の物をチョイスして同等の形に作り直します

長さは問題なかったのですか幅が合わなかったので作り直しました

裏のほつれ止めロック始末と、ステッチを入れて完成です

ベルトループも釦ホール、股スレ同様に劣化を放置しては手遅れになる部分ですのでたまには確認してみましょう

LINEからのお問合せ出来ます

    LINEの友だち追加でお問合わせ

※ラインはお客様とのトーク機能だけに限定してあります

当方からの必要もないお知らせ等は一切いたしません

安心してお友だち追加してお見積りやご質問をトークしてください

 

メールやお電話の問い合わせも下記からどうぞ

メールでのお問合わせはこちら

お電話でのお問合わせ  TEL:0436-63-3848

 

ジーンズクラッシュ加工の劣化リペア

今回はもともとクラッシュ加工が施され、横糸残しのクラッシュで

消失してしまった横糸の引きなおし(移植)です

pp

画像の様に横糸が切れて消失&左右にへばりついています

ここは残っている横糸だけではあきらかに足りないためシロモを使って

横糸の量を補助します

横糸を整えてミシンで縦方向にたたきつけて完成です

※横糸だけで移植する事も出来ますが、

やはり当て布と糸抑えしませんとすぐまた切れてしまいます

ジーンズ 膝破れ修理

相当な生地痩せを伴った末に膝がL字に裂けていました

多分17オンスくらいはあったデニムだとは思いますが10オンス以下の感じでした

この状態ですと狭めに修理した場合は当て布の境目からすぐ切れてしまいますので

このように縦を50センチ並み横20センチ並みに広く当て布(当て布は横糸の色と同色のオフ白)をしてミシンたたきで50番手の細い糸で押さえます

破れた現場は当て布を2重にして糸も細かく入れておきます

基本デニムの場合縦落ち方向に糸入れしますが

「縦裂け」の部分はやもえず横に糸入れします

※縦裂けに縦糸を何十本いれても強度の意味をなしませんので、、、

仕上がり画像です

右足もだいぶ伸びてきていますので破れる前に補強しておくことも一つの手段です

これで加工料は6000円程です

 

 

 

ジーンズ股裂けリペア

今回は小さな裂けです

小さな裂けですが実はコレはやや重症な劣化です

画像の様に巻き縫いや、拝み倒しの縫い線に沿った裂けは

ポリウレタン素材が混入しているストレッチ素材によく見られます

ここは通常のシーティングだけではすぐまた破れますので

厚手のデニムを避け部分に補強してから段座を消す様にシーティングで大きく覆ってミシン入れします

画像ではデニム素材はみてとれませんが黒のシーティングの下に忍ばせてあります

※当て布をいつもと違う黒を使う理由はブラックデニムだから、、、ではなく

横糸が黒で織られているデニムだからです

仕上がりはビフォーと代わり映えしませんがきっちりリペアさせていたたきました

 

Gパン 股裂けリペア

今回の股裂けは豪快に破れています

破れてから20年ほど箪笥に眠らせていらっしゃったとの事で、、、(;゚Д゚)

霧吹きで水分を与えて微温のアイロンで丁寧に伸ばしてみたところ

「前中心の引き裂け」「右前股の裂けスレ」「右後ろ股裂け」の力量が

一度にかかって豪快に破れた様でした

 

前中心と前右股はデニムを移植

右後ろ股裂けは極厚シューティングと糸入れで補強

デニムの移植並びに補強布で補剛した周りを全体的に薄手のシーティングで段座消しをして完成です

どんなことが起こったかは謎ですが結構な大工事ではありました(^^;)

でも20年たっても体型維持されていて履ける事もお見事なかぎりです(^^)

Gパン 裾の擦り切れ修理

今回は裾の擦り切れでえも割と軽度なもののリペア

裾のステッチはすでに外してあります。踵部分がスレて破れる直前です

この程度ですと無理にデニム生地を嵌込んで厚みと硬さを出すよりも

シーティングで補強可能です。

しかも縫い線の内側に入る程度の細い範囲で当布そしたのちにミシンで糸をたたき込みます。

この程度入れば十分な糸量です

あとは元の縫い線で三つ折りで仕上げて完成

見た目も自然に仕上がりましたし、硬さもそれほど出ていません

左右の踵のスレのリペアで5500円程です

 

Gジャン ショルダーヨーク修理

着方にもよりますがGジャンも相当着込むと肩回りが擦り切れてきます

Gジャンの場合は裏が露出しそうな場所はグレー系のシーティングを使います

肩ヨーク全体が生地痩せしていましたので広く当て布をして縦方向に糸入れして完成

 

これで3500~4000円程です

※衿も劣化が激しかったので分解して修理して付け直すところです

ジーンズ 縦裂け補修

デニムの縦裂けが多い場所の一つはバックポケット脇です

バックポケットの細目から切れます

ここは一旦バックポケットをハズして

裏から現場へ当て布

この当て布はバイヤス方向に裁断したものを当てます(布地の性質状バイヤス方向には裂けませんので)

そして段差をカバー及びさらに補強の意味で特厚のシーティングを広めにあてます

そして、通常は必ず縦方向に入れる糸も縦裂けは横方向にいれます(強度優先です)

※縦に何本入れても強度は増しません。結果当て布だけに力が加わってしまいます

色はうまく合わせましたので糸はそれほど目立たなかったと思います

完成です

 

これで5000円~6000円程です