1月17日 厚地用 大釜ミシン

コレはBROTHER(ブラザー)の

厚地専用のミシンで

通称、「大釜ミシン」

なにが「大釜」かというと

この画像の部分が「お釜」に似ている事から

ここの部分を「釜」といって

この釜に、下糸を巻いたボビンケースが入りますが

ご覧の通り画像の左側が一般的なボビンケースで

右が大釜に収まるボビンケースです。

二回り以上大きいです。

じゃ~なんで大きいかというと

ジーンズの縫い糸は概ね8番手くらいの太い糸を使用します。

普通のミシンは50番手(数字が大きい方が細い糸)くらいなので

6倍くらいは太いでしょうか?(直径ではないです)

それゆえ普通の糸巻き用ボビンで太い8番手並みの糸は

少ししか巻けないために

大きい糸巻きボビンが必要になって

その大きいボビンを納める釜は当然大きくないと合わないので

大きな釜、、、、「大釜」になったわけです。

そんなワケで通称「大釜ミシン」は

日々お預かりしたジーンズ修理に

「大釜」をフル回転させながら

働いてくれているわけです。

っていうようなウンチクでした(^^)/