前ポケットの縁がスレて消失

こうなるとデニム移植になります
材料用でストックしてあるユーズドデニムの部分をカットして
アイロンでポケット口のカーブと合わせます

劣化消失部分に移植


という風にリペアしますが
基本ポケット口が消失するほど劣化を放置しますとポケット口自体が伸てしまいます
補修後は少しポケット口が膨らんだ仕上がりになってしまいますので
早め早めのリペアをお勧めします
前ポケットの縁がスレて消失

こうなるとデニム移植になります
材料用でストックしてあるユーズドデニムの部分をカットして
アイロンでポケット口のカーブと合わせます

劣化消失部分に移植


という風にリペアしますが
基本ポケット口が消失するほど劣化を放置しますとポケット口自体が伸てしまいます
補修後は少しポケット口が膨らんだ仕上がりになってしまいますので
早め早めのリペアをお勧めします
消失したアーキュエットステッチ等の入れ直しは
元のラインがみえにくいので結構な難しさです(; ・`д・´)

一旦ポケットを部分的に外して30番のコアスパン糸で入れ直し完了

リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848
まだ大丈夫、まだ大丈夫と思っているうちにどんどん劣化しくるのがボタンホール
下地補強して糸入れ出来るレベルならまだましですが
これ以上進めば一旦ボタンをつぶして作り直しです



ボタンホールのリペアは早目早目がお勧めです
そろそろホコリ取り

あずき色のボディだから中期の1960年代~1970円くらいの代物だろうか、、、


もしかして同じ誕生日かもな( *´艸`)
大事に使いますよ(^^)
ジーンズ股下周辺糸の劣化

ここは股スレ同様気付かぬうちに進行している場所です
先ずは劣化したした糸の削除

チェンステッチで縫い込んである場所の糸の切除は慎重に
乱暴に扱うと劣化していない場所も解けてしまいます
作業的に注意したいのはむしろ表より裏側のチェンステッチのスレによる劣化です
表に糸は残っていても裏のチェンが劣化寸前ならその範囲も糸入れが必要になります

リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
ポケット口のリペアはお早め早めで、、、
ここまで劣化してしまうとデニムを移植補強になります
材料用のデニムの前ポケの同等なカーブラインを切除

内側に芯の様にはめ込みます

縦方向に糸入れして

仕上がりは劣化を残しつつヘリがきちんとしている仕上がりで、、、
Gジャンの袖口がスレてパンク

ステッチが外れ落ちています
先ずは50番手の細い糸で表面と裏面を合わせて補強します

縦落ち方向に10数本程度
裏側を見て、若干丸みをつけつつ縫うのがコツです

ステッチも入れたいところですが
基本ステッチが落ちるレベルまでスレて浸食されていますので
無理にステッチを入れると落ちますし
ライン取りを無視して内側に打つのも不自然です

いつも言うのでが過剰なリペアは禁物
硬さが出たり、不自然さがでます
まわりの状態になじむ自然な仕上がりでとどめてあげた方が仕上がりとしては〇

リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848
まだ切れてはいませんが将来的に擦り切れるでしょう

衿は肩と同様丸みが要求される縫いが難しい部分です。一旦分解して内側へ補強布を差し込んで糸入れ補強もます

糸入れの分量が少ないと思いませんか?

いつも言うのですが、糸入れの分量と強度は比例しません
この程度の劣化ならこれで十分、必要以上の糸入れは重さと硬さを招いて二次的劣化の温床です。
もと通り縫い直して完成です

以前後ろ中心から6センチ並みに詰めたジーンズで
さらに7センチ詰めのご要望でしたので両サイドから加工しました

まずはベルトラインも含め、両サイドを分解

両サイドから3.5センチづつカットして

付属を含め縫い合わせれば完成

後ろ中心から6センチと
両サイドから7せんちで都合15センチ並みに小さくなりました
リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848
左右とも同等のスレです
一旦ステッチをはすして三つ折りを伸ばします

この段階でデニムを移植して
元の三つ折りでチェンステッチをかけます

スレがあるので色のチョイスは困難ですが出来るだけ自然に見える様に、、、
裏はこんな感じです

リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848
股スレもここまで放置してしまうとデニムの移植が必要になります

できれば軽い素材でリペア出来るうちにケアすることをお勧めいたします

リペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL 0436-63-3848