G-STAR ジーンズのウエスト出し3センチ
ジーンズのウエスト出しは両脇にデニム素材をマチ入れして大きくします
ベルトラインと見頃は一旦分解して
別々に加工して縫い合わせます
両脇から1.5センチづつデニム素材をマチ入れして完成
デニム素材を足して大きくしますので
極端に申しますと、いくらでも大きくできますが20センチ程度までがおすすめです
G-STAR ジーンズのウエスト出し3センチ
ジーンズのウエスト出しは両脇にデニム素材をマチ入れして大きくします
ベルトラインと見頃は一旦分解して
別々に加工して縫い合わせます
両脇から1.5センチづつデニム素材をマチ入れして完成
デニム素材を足して大きくしますので
極端に申しますと、いくらでも大きくできますが20センチ程度までがおすすめです
今回もボタンホールのリペア話です
ベルトラインは負担の掛かりようが共通しているせいか
概ね上部が大きく劣化します
ここまで劣化しますとデニムの移植補修をしてからの糸入れ作業です
差し込んだ移植デニムが抜けないように糸入れ完了後にも地の目方向にミシンたたきして完成
このジーンズはもともと膝にクラッシュ加工を施し、
その下にデニムを入れてデザインされていた様です。
そのデザインされた部分の加工の下に本当の破れが出来ています
この破れがなぜ出来たかというのは裏側をみれば一目瞭然
クラッシュ加工を裏から塞いだデニムの際からきっちり破れてますね
リペアのツボは常にコレです
段差の出来るような素材は極力使わない事と
厚みが加わる事で洗濯時に水を含んだ厚み部分に重さがくわわり
さらに洗濯槽でタンブラーされれば境目が破れない方が不思議なくらいです
修理後がこの出来上がりで
裏側はこの様です。
破いた現場を塞ぐ素材と段差が出来るだけ出来ない様に
その回りに薄手のシーティングを施して縦方向に糸入れします。
縦方向の糸入れもご丁寧に沢山いれてしまうと
厚手の生地を入れたのと同じ現象がおきますので
甘めに入れて硬さを出さない方がかえって丈夫に仕上がります
穴や裂けのリペア方法一つ一つにも培ったノウハウで
ジーンズを長く大切に履いてもらうために役立てたいと思うmasterです
ボタンフライをジッパーフライへリペアする事はよくありますが
その逆も出来ます。
比翼内の仕様は当方にお任せいただきますが
必要以上厚みが出ない様工夫して前立てを差し込むテクニックはお任せください
比翼内のネオバーは当方で用意できる艶消しシルバーの14ミリです
画像の様に縦に裂けるケースはあまりありません
ただこのDIESELは元々ダメージ加工で縦にクラッシュしてあった部分が劣化して裂けた様です
縦裂けは状態によりますが、この場合はクラッシュされていた部分が裂けた為
裂け幅が広い様ですのでデニム移植で加工しました。
デニム移植する場合は余分な横糸はカットアウトして
まわりに近い色目のデニムを差し込み縦方向に糸入れをして完成です
比翼内のボタンホールはあまり目にしないというか
比翼で隠れているのでいつの間にかこんな状態になっている事があります
一番上と二番目は下地を補強しなければ大きなホールに仕上がってしまいます。
もう少し進行していたら一旦ホールを潰して作り直しになっているレベルです
いつも云うのですがボタンホールと股スレは早め早めのリペアをお勧めします
ジーンズの踵のスレはお約束のように少しはあるものです
裾にデニムがたまる具合を楽しめば地面にする踵部分は長い年月で擦り切れてきます
画像の程度だと放置しておく方もいらっしゃるようですが
一旦ステッチを外してデニムを移植して修理することも可能です
デニム移植はストックのデニムからチョイスしますがなかなか色合いが合いません
今回は上手く合ってくれたほうですね(^_^;))
前ポケットも同様に物の出し入れで口のヘリが劣化してきます
中央あたりはかなり浸食されてる様なので部分的にデニムを移植しつつ
自然な風合いに仕上げます
中央以外はミシンたたきで補強して、消失したステッチを打ち直せば完了
ここもバックポケット口同様あまり放置しておくと伸びてしまいますので
早めのリペアをお勧めします。
財布の出し入れなどでポケット口は画像の様に劣化しています
注意したい点はこのまま永く放置しますとポケット口が少しづつ伸びてきて
膨らんだ状態になってしまう事ですので
ここは早めのリペアが肝要ですね。
スレでデニムが消失している部分は他のジーンズのヘリ部分のデニムを移植して仕上げます。
アップ画像
ボタンホールは劣化が進行しすぎましと一旦ホールを潰して縫い直します
今回のリペアのこの状態はギリギリ潰さずに下地補強をして
手まつりで糸入れをして完成
ボタンホールは原型が崩れ出すと一気に劣化してきますので早めのケアが肝要ですね
この様にベルトループが抜けてしまう事はよくあります
〇原因は履きこんで生地が生地痩せして抜けてしまう場合
〇ベルトを締める事で体形上一箇所に負担がかかって抜けてしまう場合
〇ベルトループが張りすぎて余裕がない場合
等が考えられますね
まず抜けた現場をミシンたたき補強します
ちなみに裏はこんな感じにデニムを補強してあります
そしてループを縫いつければリペア完成☆