比翼内のボタンホール劣化
放置しすぎましたね

こうなるとデニム移植で一旦ホールをつぶします



つぶしたホールに切り込みを入れて
(比翼内は一般的には14ミリのネオバーですのでそれに合わせた切り込みで)
切り込み入れた縁を手まつりで一針一針穴かがりして完成

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比翼内のボタンホール劣化
放置しすぎましたね

こうなるとデニム移植で一旦ホールをつぶします



つぶしたホールに切り込みを入れて
(比翼内は一般的には14ミリのネオバーですのでそれに合わせた切り込みで)
切り込み入れた縁を手まつりで一針一針穴かがりして完成

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ジーンズは、
シルエット、素材、履く方の体系、生活パターン等により
劣化の状態は様々です
例えばこのジーンズ

特別どうしようもなく劣化してる部分はパッとみありません
そのかわり、膝下から腿、左右前の股すれが、


ジワジワと同時に進行しています。
髭ラインの根本からジワジワと
先端からもジワジワと
前立てのアタリによっての劣化、ワタリラインの段差の劣化等

このような場合、部分部分の劣化補強はかえって劣化を進行させますのでまず全体をシーティングで覆います

特に生地痩せが進行してる部分部分は2枚(生地の厚みに強弱)をつけて
縦方向に糸入れしていきます

糸を入れる分量も場所場所によってピッチを調節しますが、糸の入れすぎで硬くしてしまっては逆効果、
体とデニム生地の接触を遮断するだけで充分進行は食い止められますので。
仕上がりはこんな感じ

一見しても、ビフォーアフターに明確な違いは見れませんが
劣化の進行は食い止めたリペアです
ジーンズの劣化の見え方もかっこいい要因ですので(^^)
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生地痩せが進行すると縫い線に並行した部分が切れる傾向は多いようです
簡易に加工するならバックポケットを外さない方法も選択できますが
将来的にバックポケット自体の劣化を修理するためには
セオリー通り外して加工したほうが丁寧なリペアといえます

外した状態でまずは補強作業を完了

その後ポケットを元通り縫い合わせれば完了

裏側はこんな感じに補強布が入ります

やはり外した方が劣化部を広く補強できますし
手間はかかりますがこの方法がベストですね
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久々の更新<(_ _)>
ホントは毎日更新しなきゃです<(_ _)>
結構きれいに横糸まで消失してます

横糸移植で注意したい点は
横とを張りすぎてもダメなので自然に弛ます事と糸数です
糸数が多すぎるとただの白い布に見えてしまいます
糸感が出る様に多少甘目に


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かなり大事に永く履いたデニムのようです

半分以下に痩せた膝周辺の中央がこらえきれずに横裂けして
そのままの状態でしばらく着用して横糸も劣化、、、、、
のような状態です。
今回は「リメイク風にリペア」というご依頼でしたので
切れた分の横糸は移植してまず全体を整え

ここから通常は50番手の細い糸で目立たず糸入れするのですが
20番手の太目の糸を不揃いに入れます

補足ですがこのジーンズは俗にいう「縦落ち」ではなく「横落ち」して見えます
横糸がさらしで経糸がインディゴで染めてある一般的な織のに「横落ち???」
どんな織り方すれば???まだまだデニムの世界は深いです。勉強不足で<(_ _)>
ちなみに裏はこんな感じ

なぜブルー系の当て布じゃなくて晒しなの?っていう疑問の説明はもういいですよね(^^)/
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バックポケットの端は力のかかる部分なので案外、劣化の多い場所です

ここは一旦ポケットを外して加工する方法が最良

穴の現場は修理後も力がかかる場所なのでデニムを入れて
段差劣化を防ぐため周りをシーティングで覆います

あまめにミシン入れして裏からの補強はOK
ここで注意したいのは頑丈にしようと思ってミシンたたきを入れすぎると逆効果
ほどほどの糸入れで十分です

あとは表にしてバックポケットを付け直せば完成
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