上の画像はジーンズの釦(通称ネオバーボタン)の裏側です
今回持ち込まれたジーンズはまだ全く新しいにも関わらずボタンホールが激しく劣化していました。
劣化した原因は画像の赤丸で囲んだ「刻印のかぶせ止め」です
詳しく説明すると、ネオバー釦は、例えばLeeやLEVI,Sの様にネオバーボタンにロゴ刻印が入っています
世界的なブランドは生産量が多いため自社専用の刻印入りボタンを作成しますが
ロットが少ない場合などは、表面に自社ロゴなどを施したものをかぶせて上記の様に止めています
赤まるで囲んだ留め具が脱着の度にホールに擦れて、異常に早くホールが劣化してしまう事があります。
今回はホールもリペアしましたが(下修理後画像)
ネオバーボタンがそのままでは、すぐまた劣化してしまいますのでネオバーボタンも交換しました。
ホールの劣化が激しいときは、ネオバーボタンの裏を触ってチェックしてみましょう
ネオバーボタンの交換とホールの修理で2200円程です