11/2(木) バックポケット下の劣化

案外よくあるバックポケ下の劣化

体系やジーンズのシルエットにもよりますがバックポケットの段座が原因の一つです

経糸が切れて横糸が露出しているジーンズ特有の劣化で

これはコレで味の一つでもありますがこのまま放置すればいずれ横糸もなくなりお尻が出てしまいます

ここは一旦バックポケットをはずします

以前は外さずに加工していました。

そのほうがバックポケットのステッチの縫い直しもなく簡易にできるので料金も抑えられましたので、、、、、

ところがもっと永い目でみると、いずれバックポケット自体が劣化したときは容易にバックポケットが外せなくなる(バックポケットの端に補修糸を乗せて強度を出すため)不具合がでるため一旦バックポケットを外して加工する方法をお勧めしています

※バックポケットの劣化進行が予測されない場合は外さない加工の選択肢もOKです

今回はこの状態でまず裏から補強のシーティングを入れて縦方向に糸入れ

表面

裏面

生地痩せしている部分までやや広めにやっておくほうがいいでしょう

そしてバックポケットを閉じればリペア終了

これなら後々バックポケットに劣化が生じても普通にリペア可能です

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TEL 0436-63-3848 

9/6(火) ジーンズ 股スレ 修理

ジーンズの股スレリペア

以前も数か所修理させていただいております

コレは腿から膝にかけての劣化破れ補修

そしてこれは袋地の底補強

そしてお尻回りの及びバックポケット、バックヨークの生地痩せ

とても大切に履きこまれているデニムです

なんとなくですがリペアしていると感じます

まだまだ履けるよう頑張ってリペアしなきゃなって思わせるジーンズです

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1/26(木) ジーンズ穴 横糸移植

もともとダメージ加工してあった部分が劣化して穴になったDIESELジーンズ

ここは全体のダメージ具合を考慮して横糸移植で加工します

まずはシーティングの台座に横糸を」一本ずつ引いて

裏から入れ込む横糸を作りこみます

同ピッチでピンと張るより少しよれて間隔が不規則なほうがリアル感でますね

裏側から差し込んで縦方向の糸入れで抑えて完成

通常は横糸部分にも抑えで経糸を入れますが

劣化の横幅が狭いので純然な横糸移植で仕上げました

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12/27(火曜) ジーンズ 前ポケット修理

前ポケットの袋地は底がよくこんな風に破れますね

袋のままだとミシンが入らないので一旦底を開けてミシンが入るよう分解して、

膝や腿の修理同様シーティングの当て布で補修します

修理後に底を閉じれば完成

修理完成したポケットを見るとたぶん

「あれ?当て布が内側の方が見栄えがいいんじゃないの?」と思われるでしょうが

前ポケットは内側が表になるので

見えている方が裏って事なんですね、、、ややこしいですが、、、

もし見栄えを優先して当て布を内側に入れると

物を出し入れする度に当て布の凸と接触して劣化が早まってしまうんですね

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12/6(火) バックポケット端 リペア

バックポケットの端は力のかかる部分なので案外、劣化の多い場所です

dsc_2008

ここは一旦ポケットを外して加工する方法が最良

dsc_2011

穴の現場は修理後も力がかかる場所なのでデニムを入れて

段差劣化を防ぐため周りをシーティングで覆います

dsc_2013

あまめにミシン入れして裏からの補強はOK

ここで注意したいのは頑丈にしようと思ってミシンたたきを入れすぎると逆効果

ほどほどの糸入れで十分です

dsc_2016

あとは表にしてバックポケットを付け直せば完成

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10/19(水) 横糸移植加工

dsc_1596放置しすぎて横糸まで消失してしまった場合は

横糸の色と番手をあわせて横糸をチョイス

dsc_1603裏から横糸を打ってこんな具合に

自然なダメージ感ということならば

dsc_1611本当はここまでで仕上あがりにしたいとこですが

ここまでの加工だとすぐにまた劣化してしまいますので

最後に経糸を縦落ちにあわせて糸入れさせて完成

今は仕上がったばかりなのでのっぺりしてますが

履き込んでいくとふくらみも出てきて

横糸残りの状態を長く楽しめます

これで加工料は3200円ほどです

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