10/27(金) ジーンズ ボタンホール修理

 新しくてもこんなことがあります

端縫いの糸がごっそり抜けています

原因は

1、マシンのホール縫いの掛かりが浅かった事

2、針目のピッチが細かすぎて下地が弱ってしまった事

3、もともとデニム素材自体の打ち込みが甘い

など考えられます

まずは抜けてしまった余分な糸はカットアウト

この段階で50番程度の糸で下地補強

下地がしっかりさせてから手作業でホールをまつれば完成

ホールの糸まつりの基本は

「あまり必要以上に糸を入れすぎない」

「少し広めのピッチで手まつり」

膝の破れやそのほかの劣化もそうですが過剰な糸入れはかえって状態を「悪くします

ボタンホールならネオバーボタンの足のかかる前方をややしっかり目に入れて

後ろは負担がかからないので甘めに入れたほうがボタンの脱着もスムーズで無理な力がかからず長持ちします

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TEL 0436-63-3848 

10/11(水) ジーンズ ポケット口 リペア

今回のポケット口の劣化補修はデニム移植を伴います

すでにポケット口のヘリが全く消失していますので

ユーズドデニムのストックから近い色目のデニムのポケット口のヘリを移植

ユーズドデニムを使った方がより自然になじみます

縦方向に糸入れ

加工の仕上がりをみると、どうしても若干ポケット口が膨らんでしまいます

劣化を重ねがらポケット口が伸びてしまうのが原因ですね

ポケット口の劣化は早め早めのリペアをお勧めします

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9/15(金) 送料改定のお知らせです

いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。

ヤマト運輸料金改定に伴いまして当店からの返送の際の料金を

29年10月1日受付以降より下記に改定いたします

現行 一律税込640円(離島を除く) ⇒ 改定後 一律税込780円(離島を除く)

ご負担をおかけしまして誠に申し訳ございませんが

ご理解いただけます様お願い致します

JEANS REPAIR MASTER by fukuya suda

URL: https://jeans-repair.com/
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master須田

※10月1日より改定されるヤマト運輸料金改定のHPですのでご参照ください

9/6(火) ジーンズ 股スレ 修理

ジーンズの股スレリペア

以前も数か所修理させていただいております

コレは腿から膝にかけての劣化破れ補修

そしてこれは袋地の底補強

そしてお尻回りの及びバックポケット、バックヨークの生地痩せ

とても大切に履きこまれているデニムです

なんとなくですがリペアしていると感じます

まだまだ履けるよう頑張ってリペアしなきゃなって思わせるジーンズです

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7/31(月) バックポケット下破れ修理

生地痩せが進行すると縫い線に並行した部分が切れる傾向は多いようです

簡易に加工するならバックポケットを外さない方法も選択できますが

将来的にバックポケット自体の劣化を修理するためには

セオリー通り外して加工したほうが丁寧なリペアといえます

外した状態でまずは補強作業を完了

その後ポケットを元通り縫い合わせれば完了

裏側はこんな感じに補強布が入ります

やはり外した方が劣化部を広く補強できますし

手間はかかりますがこの方法がベストですね

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7/25(火曜) ジーンズ破れ 横糸移植

久々の更新<(_ _)>

ホントは毎日更新しなきゃです<(_ _)>

結構きれいに横糸まで消失してます

横糸移植で注意したい点は

横とを張りすぎてもダメなので自然に弛ます事と糸数です

糸数が多すぎるとただの白い布に見えてしまいます

糸感が出る様に多少甘目に

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6/6(火) リメイク風にリペア

かなり大事に永く履いたデニムのようです

半分以下に痩せた膝周辺の中央がこらえきれずに横裂けして

そのままの状態でしばらく着用して横糸も劣化、、、、、

のような状態です。

今回は「リメイク風にリペア」というご依頼でしたので

切れた分の横糸は移植してまず全体を整え

ここから通常は50番手の細い糸で目立たず糸入れするのですが

20番手の太目の糸を不揃いに入れます

補足ですがこのジーンズは俗にいう「縦落ち」ではなく「横落ち」して見えます

横糸がさらしで経糸がインディゴで染めてある一般的な織のに「横落ち???」

どんな織り方すれば???まだまだデニムの世界は深いです。勉強不足で<(_ _)>

ちなみに裏はこんな感じ

なぜブルー系の当て布じゃなくて晒しなの?っていう疑問の説明はもういいですよね(^^)/

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5/26(金)ピラミッドスタッズ入れ加工

通常ピラミッドスタッズの打ち具の特性上

5ミリほど間隔を開けないとスタッズ入れは困難ですがkoukou

10ミリのピラミッドスタッズを6ミリのピラミッドスタッズ打ち具を使えば

間を開けずに詰め詰めで打ち込めます

シルバーが艶々のままだと安っぽいイメージなので

仕上げは500メッシュ並みの細かいスポンジペーパーで艶を消して完成

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5/24(水) バックポケット張り替え

パイソン柄をあしらった合皮が劣化消失

一般的に合皮(ポリウレタン)の寿命は5年程度ですね

5年以内でもクリーニングで熱をかけたりされると早めに劣化することもありますね

そんなわけでバックポケットと前ポケットの合皮部分を本革に交換

バックポケットは同様に型を取ってもちろんリベットも打ち直して

革が若干薄かったので裏にデニム素材を重ねて強度を重視

問題は前ポケット縁の交換です

ベルトラインやサイドラインはすべて分解して加工します

カーブのラインになかなか革がなじまず結構ヘビーでしたがなんとか完成

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3/1 ジーンズ膝補修

一度買ったメーカーさんで直した膝補修がさらに敗れた状態です

表からだとわかりにくいのですが

裏を見ると

ちょうど補修の境目から横裂けしてしまったようです

メーカーさんの修理方法をみますと

チョイスした当て布は軽い素材を選んでいますので正解です

ただ縦方向に補修したミシンたたきステッチの量が多すぎたようです

この半分~3分の1程度で十分なんです

丁寧にと思うと少しでも頑丈に、、、そして傷を糸で隠す様に、、、

と思いがちですが、かえって重さと硬さが出て2次的に劣化する原因になります

下の画像は当方でその後修理した裏側です

生地ってどうしても四角く切りたくなるのですが

実際ダメージを均等に受けている範囲は丸くラウンドしていますし

こうすることで横裂けも防止されます

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