まだ切れてはいませんが将来的に擦り切れるでしょう
衿は肩と同様丸みが要求される縫いが難しい部分です。一旦分解して内側へ補強布を差し込んで糸入れ補強もます
糸入れの分量が少ないと思いませんか?
いつも言うのですが、糸入れの分量と強度は比例しません
この程度の劣化ならこれで十分、必要以上の糸入れは重さと硬さを招いて二次的劣化の温床です。
もと通り縫い直して完成です
まだ切れてはいませんが将来的に擦り切れるでしょう
衿は肩と同様丸みが要求される縫いが難しい部分です。一旦分解して内側へ補強布を差し込んで糸入れ補強もます
糸入れの分量が少ないと思いませんか?
いつも言うのですが、糸入れの分量と強度は比例しません
この程度の劣化ならこれで十分、必要以上の糸入れは重さと硬さを招いて二次的劣化の温床です。
もと通り縫い直して完成です
以前後ろ中心から6センチ並みに詰めたジーンズで
さらに7センチ詰めのご要望でしたので両サイドから加工しました
まずはベルトラインも含め、両サイドを分解
両サイドから3.5センチづつカットして
付属を含め縫い合わせれば完成
後ろ中心から6センチと
両サイドから7せんちで都合15センチ並みに小さくなりました
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TEL: 0436-63-3848
左右とも同等のスレです
一旦ステッチをはすして三つ折りを伸ばします
この段階でデニムを移植して
元の三つ折りでチェンステッチをかけます
スレがあるので色のチョイスは困難ですが出来るだけ自然に見える様に、、、
裏はこんな感じです
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股スレもここまで放置してしまうとデニムの移植が必要になります
できれば軽い素材でリペア出来るうちにケアすることをお勧めいたします
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今回はだいぶ昔に履いていていたワイド目なストレートを
やや細めのストレートシルエットの調整
これで裾幅を2.5センチ並み
膝幅を0.5センチ並みに絞りました
アウトシームのセルビッチを触らず、
インシームのみでの調整です
結構シルエット印象がかわりました。
ありますね
予想以上に縮んでしまう事
そのような場合は裏打ち加工で丈を出します
基本裏側にヘムとしてとってある元々のボディーの部分を表に出して
裏側のヘムを別のデニムで代用する加工です
このジーンズはもともとのステッチ幅がやや広めでしたので1.8センチ並みに出せました。
丈感を気にする方は1センチでも大事ですね
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ジーンズは、
シルエット、素材、履く方の体系、生活パターン等により
劣化の状態は様々です
例えばこのジーンズ
特別どうしようもなく劣化してる部分はパッとみありません
そのかわり、膝下から腿、左右前の股すれが、
ジワジワと同時に進行しています。
髭ラインの根本からジワジワと
先端からもジワジワと
前立てのアタリによっての劣化、ワタリラインの段差の劣化等
このような場合、部分部分の劣化補強はかえって劣化を進行させますのでまず全体をシーティングで覆います
特に生地痩せが進行してる部分部分は2枚(生地の厚みに強弱)をつけて
縦方向に糸入れしていきます
糸を入れる分量も場所場所によってピッチを調節しますが、糸の入れすぎで硬くしてしまっては逆効果、
体とデニム生地の接触を遮断するだけで充分進行は食い止められますので。
仕上がりはこんな感じ
一見しても、ビフォーアフターに明確な違いは見れませんが
劣化の進行は食い止めたリペアです
ジーンズの劣化の見え方もかっこいい要因ですので(^^)
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案外よくあるバックポケ下の劣化
体系やジーンズのシルエットにもよりますがバックポケットの段座が原因の一つです
経糸が切れて横糸が露出しているジーンズ特有の劣化で
これはコレで味の一つでもありますがこのまま放置すればいずれ横糸もなくなりお尻が出てしまいます
ここは一旦バックポケットをはずします
以前は外さずに加工していました。
そのほうがバックポケットのステッチの縫い直しもなく簡易にできるので料金も抑えられましたので、、、、、
ところがもっと永い目でみると、いずれバックポケット自体が劣化したときは容易にバックポケットが外せなくなる(バックポケットの端に補修糸を乗せて強度を出すため)不具合がでるため一旦バックポケットを外して加工する方法をお勧めしています
※バックポケットの劣化進行が予測されない場合は外さない加工の選択肢もOKです
今回はこの状態でまず裏から補強のシーティングを入れて縦方向に糸入れ
表面
裏面
生地痩せしている部分までやや広めにやっておくほうがいいでしょう
そしてバックポケットを閉じればリペア終了
これなら後々バックポケットに劣化が生じても普通にリペア可能です
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新しくてもこんなことがあります
端縫いの糸がごっそり抜けています
原因は
1、マシンのホール縫いの掛かりが浅かった事
2、針目のピッチが細かすぎて下地が弱ってしまった事
3、もともとデニム素材自体の打ち込みが甘い
など考えられます
まずは抜けてしまった余分な糸はカットアウト
この段階で50番程度の糸で下地補強
下地がしっかりさせてから手作業でホールをまつれば完成
ホールの糸まつりの基本は
「あまり必要以上に糸を入れすぎない」
「少し広めのピッチで手まつり」
膝の破れやそのほかの劣化もそうですが過剰な糸入れはかえって状態を「悪くします
ボタンホールならネオバーボタンの足のかかる前方をややしっかり目に入れて
後ろは負担がかからないので甘めに入れたほうがボタンの脱着もスムーズで無理な力がかからず長持ちします
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今回のポケット口の劣化補修はデニム移植を伴います
すでにポケット口のヘリが全く消失していますので
ユーズドデニムのストックから近い色目のデニムのポケット口のヘリを移植
ユーズドデニムを使った方がより自然になじみます
縦方向に糸入れ
加工の仕上がりをみると、どうしても若干ポケット口が膨らんでしまいます
劣化を重ねがらポケット口が伸びてしまうのが原因ですね
ポケット口の劣化は早め早めのリペアをお勧めします
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