3/14 チェーンステッチ ユニオンスペシャル導入

お客さまからの熱い要望に根負けして

Union Special ユニオンスペシャル買いました(^^)

中期のビーンズカラーボディーのシリンダータイプで

裾ヘム専用仕様です。

ラッパをつけない代わりに左右ブレが起きないよう

送り歯はゴツ目の使用にカスタムしてあります。

裾ステッチは実際縫ってみるとリジットデニムでも縫った傍から

多少の波打ちのうねりが出ますので綿糸を使用することで

糸の縮も加わってより当たり感が出やすくなります。

ユニオンスペシャル導入に合わせて金茶系の綿糸の色数も

倍に増やしました。

因みにリーバイスが使用しているグンゼの綿100%糸です。

加工料は通常の三つ折り仕様のチェーンステッチで

1500円~1800円程になります。

チェンステッチと綿糸に拘りたい方は是非☆

 

 

 

2/6送りのリペアで【便利な集荷サービスのご案内】

当店では運送に関しましては

お客様の信頼度の高い【ヤマト運輸】と配送契約を結んでおります。

 

そこで便利な集配サービスのご案内なのですが

ヤマト運輸では個人宅への集荷サービスも充実しておりまして

お電話一本で送りたいお荷物を取りに来てくれます。

フリーダイヤル【0120-01-9625】です。

(コンビニやセンターへ直接お持込みする料金のプラス100円程度です)

 

もちろん日時指定で集荷にきていただけますのでとても便利です。

お近くにコンビニや配送センターがない場合は是非ご利用くださいませ☆

 

 

1/14 ジーンズ 膝補修 縦方向の糸入れ

 

ほとんどのデニム素材は縦糸をインディゴに先染めして

横糸は、さらしの生なり糸で織られています

洗ったり、着用を続けますと、

染められた縦糸のインディゴ色がムラに色落ちして

俗にいう「縦おち感」が出ます。

この「縦おち感」のおかげで、破れや、穴補修の際の

縦方向に入れる補強糸は案外目だたない状態で入れられます。

もともとリジットのデニムで履きこむ場合は

色が落ちている場所イコール生地痩せして劣化していますので

糸色のチョイスもそう難しくはないのですが

あらかじめクラッシュ加工や色落ちの加工などが施されていますと

劣化とは辻褄の合わない色落ちをしていますので

同じ修理範囲でも途中で糸色を変えたりして調整しませんと

自然な仕上がりにならないこともあります。

 

 

 

1/1 元旦

 

新年あけましておめでとうございます。

昨年中は格別のご贔屓をいただきましてありがとうございます。

今年もより一層のサービスに心がけた一年にしてまいりますので

どうか宜しくお願い申し上げます。

 

暮れに店頭を掃除していますと

道路隅にこんな潰れた缶がおちていました。

 

 

どこにでもありそうな車のタイヤで踏まれた缶なのですが

グレーの舗装路の上でひときわ黄金色に鈍く光っていて

なんだか履きこんだビンテージデニムのようだったので

思わずスマホのカメラで撮ってみました。

 

踏まれても踏まれも輝きを失せず

しぶとく生きる人生観をみた気がしました。

今年一年、いやこれからの人生で

踏みつぶされるような挫折は何度もあると思います。

でもこの踏みつぶされた缶のように、

渋くしぶとく歩んでいこうとおもいました<(_ _)>

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

ちなみに暮れの忘年会で幾度もお世話になった

「うこんのちから?」ですねこの缶は(^^)

 

 1月4日(金)より通常営業いたします<(_ _)>

 

12/3 立体裁断の シルエット調整

 【☆12/3現在のリペア仕上期間は約16日程です☆】

 12/2 画像付きでのお問い合わせのアンサーです。

メールが宛先不明で送れない状態でしたのでトピック記事でお答えいたします。

 

シルエット修正のご希望内容

1.スソ巾詰め 24.5cm→21.0cm (-3.5cm)

2.丈ツメ 84.5cm→82.0cm (-2.5cm)

 3.ワタリ巾詰め 29.0cm→27.5cm (-1.5cm)

 

 このようにインシームもアウトシームも卷縫いのダブルステッチで

立体裁断のカーブラインにもなっておりますので通常の料金よりは

多少かかります。

わたり幅、裾幅、の全体的調整と丈詰めで7500円~8000円(一般的な作りの物は6000円程)ほどでしょうか。

 裾のヘムを見ますとクラッシュ感が結構出ているようですですので

もし丈詰め後にクラッシュ加工を施す場合は

850~1200円ほどでできます。

(アタリ感は残念ながら出せません)

 内側の縫い形状はおそらく巻き縫いになっておりますので

このような場合は拝み倒しの縫い合わせに変わるのですが

表見からは分かりません。

渡りを調整しますと股上が(約1センチ)程度浅くなります。

 

というような見解ですのでもしこの記事をご覧いただけましたら

お電話でも結構ですのでお問い合わせください。

0436-63-3848 担当 須田までどうぞ<(_ _)>

 

 

 

   11/30     カットオフ加工

  【☆11/30現在のリペア仕上期間は約2週間程です☆】

 

カットオフ加工とは

プリントや異素材の生地をデニムの下から

のぞかせるテクニックです。

カットオフしたいデザインはどのような図柄でも可能です。

(あまり細かい構図は困難ですね)

たとえばこんな感じです。

今回はお客様からの構図をいただいて

ブラックデニムに、カットオフ加工します。

光沢のあるパイソン柄の素材もお客様でご用意した素材です。

まず構図を丁寧にミシンで縫画きいます。

今回はパイソン柄の素材自体が重くしっかりしているので

パイソン素材単体で加工しますが

薄い素材を使う場合などは補助の素材も使います。

ミシンで縫いあげた構図の内側をカットアウトして完成

カットオフ加工の場合ただ上から張り付けた

どこにでもある加工とは明らかに見え方が違う事と

カットオフされた部分が少しずつ顔を変えていく面白さが魅了です。

 加工料金的には画像くらいの構図で10000円ほどです。

カットオフ加工は「ジーンズカスタム料金」のページかたらどうぞ

 

WEAR SHOP masters volanteパソコン&スマホ   
WEAR SHOP masters volanteモバイル 

ツイッター    

11/17 デニム ポケット口リペア

 11月も半ばを過ぎて

朝夕は少し寒くなってきた関東です。

でも千葉だとまだ暖房を使うほどでもない感じですね。

 

今回はデニムのポケット口修理デス☆

目を凝らしてよ~~く見て欲しいんですけど

中央の劣化をデニム移植でリペアしました。

裏側はちょっと分かりずらいかもしれませんが

こんな感じです。

 

修理用に沢山ストックしてあるジーンズで

一番近い雰囲気のポケット口を切り取って

現場へ移植します。

どうしてもポケット口で似た雰囲気がない時は

バックポケット口とか裾口とかでも代用できますね。

これで加工料は2000円程です。

 

兎にも角にも前にも何度か記事で書かせていただきましたが

こと前ポケット口の劣化を放置しておきますと

口幅が伸びてしまってリペアしても

ポケット口がU字状に膨らんで

カッコ悪くなりますので ここの修理はお早めに☆

 

 

 

11/7 ジーンズ前ポケットの袋地交換

ジーンズの前ポケットは通常

平織りもしくは綾目のオフ白の「袋地」というような呼び方の素材で

作られています。

使い方や頻度、ポケット口幅等の形状や

お客様の指輪やブレス等の摩擦で劣化が進みます。

 

 コレはコインポケット側の袋の劣化です。

最初に底が劣化して補修したあと上位部が縦方向に裂けています。

生地自体が相当痩せていますので新しい袋地と交換のために

一旦分解しました。

たかが袋地と思いきや

コレを分解するためには

サイドライン、ベルトラインポケット口、コインポケットに

それに伴うリベットもすべてがずしますから結構な大工事になります。

 

そして袋地を展開すると上の右画像のような形ですので

型取りして新しい生地を裁断します。

あとは元のように縫い合わせて

リベットを打ち込めば完成です。

ジーンズの仕様にもよりますが4000円~5000円程です。