ボタンフライからジッパーフライへ変更

久しぶりの投稿です(^^; 筆不精ですみません

今回はボタンフライからジッパーフライへ交換依頼です

ネオバーボタンはクイキリで外して小穴は補強しておきます

問題はホール側です

以前はホールを縫いつぶしてそのまま使っていましたが

ホールの前立ては二枚重ねなので厚みと硬さが出る上に

洗濯したとき乾きずらいというデメリットがでます

そこで新たにファスナー装着用の前立てを作るようにしました

そうすることで通常のジッパーフライと同様な作りに仕上がります

ひと手間かけて履きやすいジーンズに(^^)

ジーンズ膝穴修理

これはおそらく長年履いた劣化ではなく

転んだかぶつけたかで局所的に圧や摩擦がかかった穴と思われます

このような場合は劣化の雰囲気を残すよりも目立たない方法でリペアします

まずオフ白で残った横糸修理後も目立ってしまいますのでカットアウトします

似た様な色目のデニム(同じ色ってなかなかないんです(^^;))を

地の目に合わせてはめ込んで補強の糸入れで頑丈に仕上げて完成です

Gジャン衿補修

久々に結構劣化の激しい衿です

ヘリも完全に口があいてしまっています

いつも通り衿は外してまず衿の補修

衿への糸入れ補強は最小限で衿の形状が出来るだけ崩れない様に

そして裏と表を逆にして付け直すので表と裏の距離調整のため

ヘリの糸入れは衿付けが済んでから加工します

多少裏側はインディゴの色が濃いめですが半年程度でなじんできます。不思議なんですけど(^^;)

 

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ジーンズ膝破れ修理

膝の劣化は

1,膝周辺の生地が薄くなり変色してきます

2、部分的に縦糸が消失して横糸だけが残る状態になります

このあたり程度でリペアしておきたいところですが

次の画像はさらに横糸が消失して穴になってしまいました

このような状態で一番自然に仕上げるには横糸移植が有効です

横糸だけの移植もできますが、それですとまたすぐ破れます

やはり裏側からはしーティングの当て布をして縦方向には補強で糸入れしておくリペアをお勧めします

 

ジーンズ チェンステッチ擦り切れ パンク

チェンステッチの弱点

〇裏側のチェン部分の凹凸がコスれる摩擦によって着用や洗濯で擦り切れてしまう

〇一か所でもパンクすれば簡単に連続してほつれてしまう

こんな感じで、、、、

ジーンズだと画像の様なヨークの縫い合わせ部分や、インシーム、ベルトライン、後ろ中心、裾等がチェンで縫われていることが多い様です

Gジャンなども長年使っていると概ね糸の変色に伴いチェンがパンク擦り切れをしてきます

リジットの状態からチェンステッチ特有のアタリ感は十分表側にでていますので縫い直しは大釜のストレートミシン(8番手)で

丈夫度はチェンよりはるかにあります

表側のビフォーアフター

 

 

 

ジーンズポケット穴修理

ジーンズの袋地は華奢な生地が多いためたやすく劣化します

ちょっと画像が近すぎました(^^;) 上部の端っこ部分です

通常前ポケットはポケット口か底が劣化しますがコレは特別な場所の劣化といえます

たまたまヘリ部分だったの多少ポケットの形状は変わってしまいますがまずミシンで穴の部分を縫い消します

このままでは強度に的には難がありますので強度を上げるためミシン叩きしておきます

これで強度的には大丈夫そうです

若干ポケットが狭くはなりましたが上部なのでそう問題はないでしょう

 

たかがポケットくらい、、、と、つい思いがちですが

ポケットの袋地はサイドラインの縫い線、ベルトラインの縫い線、ポケット口の縫い線、リベットや右ポケットならコインポケットがあったりと複雑に他所と関わりのある場所です。

放置したままで修理がきかなくなれば「ポケットの作り直し」になります。

早め早めのメンテナンスリペアを心掛けましょう

チェンステッチの縫い流し

nudie jeansさん他、ジーンズメーカーさんでよくある

裾のチェンステッチを縫い流してルーズに仕上げるテクニックもできます

重ね縫いから下方に縫い越して

そのまま編みながら数センチ縫い流します

いい加減な長さのところでカットアウトすれば完成

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ジーンズ リペア 修理はネットからもご依頼できます

リーバイス507 Gジャン

右が507ビンテージ

左が復刻版です

ビンテージのほうは袖をハサミでジョギジョギカットアウトされているようです

今回のご依頼は復刻版の袖をビンテージGジャンへ付け直しのご依頼

アームホールの距離が違ってきますので袖幅側と見頃を調整して移植しました

なかなかうまい事付いたと思います

 

料金改定のお知らせです

いつもご利用ありがとうございます

リペア、カスタムリメイクに関しましては、

加工を施したスタッフと仕上がりチェックを行うスタッフのツーマン体制、

加工糸の種類拡充、定期的なミシンのメンテナンスなど、より一層リペアの精度を高めお客様にご満足いただけます様日々改善をしている次第です

またこの度は材料、電気光熱費その他の諸事情にもよりまして価格を改定させていただきました。何卒ご理解いただけます様お願いいたします