今回はリベット付けです
正確に云えば、取れてなくなってしまったリベットを
当方で用意できるリベットでつける加工です
ちなみに一旦取れてしまったリベットはリベットの頭が残っていてもほとんどオリジナルは付きませんの、新しいもので付けなおす事になります
ちなみに当方でつけることが可能なリベットです
↓
専用の万力のような打ち具でつけます
リベットの構造は上鋲と下鋲を圧着することで下鋲をつぶして付けています
故におおむねつけなおしは効かないため「新しいものをつける」ということになります。
今回はリベット付けです
正確に云えば、取れてなくなってしまったリベットを
当方で用意できるリベットでつける加工です
ちなみに一旦取れてしまったリベットはリベットの頭が残っていてもほとんどオリジナルは付きませんの、新しいもので付けなおす事になります
ちなみに当方でつけることが可能なリベットです
↓
専用の万力のような打ち具でつけます
リベットの構造は上鋲と下鋲を圧着することで下鋲をつぶして付けています
故におおむねつけなおしは効かないため「新しいものをつける」ということになります。
今回児島ジーンズのファスナー交換です
ベビーオンスデニム代表的厚手のジーンズですね( ;∀;)
一か所コマがかけてしまっています
ファスナーは案外デリケート。一カ所のコマ飛びで使えなくなります
こちらの世界のYKK(品質は世界屈指)の交換します
まずは分解ですが、分解もヘビーオンスだと骨が折れますというか指が攣ります( *´艸`)
ファスナー交換はつけ位置がすべて、縦横の位置がぴったり合わなければNGです
そして22オンスクラスのデニムの場合は大窯ボビンの厚手が縫えるミシンでなければ針が通りません(折れます( ;∀;))
交換完了
通常17オンスで一般的なつくりのもは4980円並み
児島さんや、サムライさんの様なベビーオンスの厚手のジーンズは2割ほど割り増し料金になりますm(__)m
児島さんの22オンス並みなベビーオンスジーンズ
厚みも然ることながらずっしり重みがあります
ユニオンスペシャルはラッパなしのシリンダータイプなので
多少厚みがあってもガンガン縫えて、ステッチ幅もテクニック次第で自由に調整できますが、1000時間以上はミシンを踏み込まないと自在に操れません、、、結構操縦は難しいミシンなんですよ( *´艸`)
まずは下ごしらえ
とにかく厚みがあるので、三つ折りで厚みが出そうなイン&アウトシームはカットアウト、ほかにもアウトシームのほつれ止め、インシームの片倒しめくれ止め、三つ折りプレス、ハンマー圧縮など縫う前の下ごしらえが十分でないとちゃんと縫えません
極厚もなんのその無事縫えました(^^)
WGはお休みを頂戴してありがとう
ございました
本日より通常営業いたします
URL: https://jeans-repair.com/
Mail: msuda@peach.ocn.ne.jp
千葉県市原市姉崎1233 TEL 0436-63-3848
営業時間
AM10時~PM7時 (月曜定休)
最近結構多いのが
ストレートステッチからチェーンステッチへの入れ直し
これは何でもないストレートステッチ
こちらがユニオンスペシャルのチェーンステッチ
実は一般的なストレートステッチとチェーンステッチは勿論ミシンも違いますが
縫い方も違います。
ストレートステッチ⇨ 裏側を見て裏側から針を落とします
チェーンステッチ⇨ 表側側を見て表側から針を落とします
そんなわけでチェーンステッチの方は裏側が見えませんので
ヘムの分量、三つ折りの取り方、針の落とし位置など正確かつ慎重な仕事が要求されます
ユニオンスペシャルもミシンの個体数がどんどン少なくなってきていて
10数年前の2倍以上に価格高騰してます。金相場以上( *´艸`)
部品すら調達困難な逸品です
今回はLeeさんのストームライダーで袖口の擦り切れリペアです
全体の画像を撮っておけばよかったんですが、このストームライダーは
袖口だけが異常に劣化していました。
通常袖口はデニム移植でヘリの作り直しはしないのですが、この個体は全体の使用感が数年なのに袖口だけが20年以上使用された感があったためデニムを移植してヘリを作り直す選択をチョイスしました
まずは似たような色と雰囲気のデニムを差し込みます
リペア用の材料は古着を買い込んで揃えてありますので今回はまぁまぁ近い雰囲気のもので合わせられました
ここは一旦朔接着してズレないよう固定してしばし乾くまで放置します
よく洋裁用接着剤を使う方もいますが、当店は植物性で水で洗うと洗い流せる接着を使用していますので、変色してデニムの色が変わってしまう心配はありませんよ(^^)
カフスは通常横目方向に生地取りしていますが、このストームライダーは縦取りでしたので縦方向に50番手の見えにくい糸で叩きつけていきます
叩きつけが終了したらヘリにステッチを入れていきます
ステッチ入れが終われば完成です
仕上がった直後は硬い仕上がり感になりますが、洗って使ってを繰り返してもらうと柔らかさをが出できます(接着のノリも水で洗い流れますので)
Gジャンは袖口の擦り切れはもちろん、衿の擦り切れ、チェーンステッチの擦り切れによるパンク等々案外リペアを要する箇所はおおくあります
放置ししすぎず早めにご相談ください(^^)/
Gジャンの衿の擦り切れは長年愛着していますと避けられない劣化です
一旦衿は外してまず擦り切れを修理します
ここまで擦り切れていたら衿を「どんでん返し(裏と表を反対に付け直す事)」して
折って隠れていた裏部分を表にして付け直す方法をとります
衿をアンコに乗せてカーブをつけながら水蒸気で整形し直していきます
形が整って来たら本体に付ければ完成
幸い色の違和感もなくいい感じに仕上がったと思います
衿はパーツの中でも最もデリケートな場所ですので仕上げは慎重に
そんなワケで裏側はこの通り表の擦り切れが入り込みます
ここで最も注意したいことはこの擦り切れ修理を厚出の布を入れたり糸入れのミシンたたきを必要以上に入れすぎると衿が綺麗に整形できなきなくなります
衿の裏側はほとんどといっていいほど劣化消耗はしませんので極力軽めの修理でOKです
Gジャンも「衿」「袖口」「裏のチェーンステッチの擦り切れ」等々様々に劣化してしてきますのでリペアの際はご相談くださませ(^^)