Gジャン 全体的リペア

Gジャンのよくある修理ベスト3は

〇 衿の擦り切れ

〇袖(カフス回り)の擦り切れ

〇チェンステッチの擦り切れ

です

 

衿や袖の劣化は目に見えて分かりやすいのですが、

特に厄介なのがチェンステッチの擦り切れです

画像はほんの一部分ですが、年代が古いものですと、裏のチェン側が半分以上擦り切れによる消失で表から見るとそうでもないのですが、パンク分解寸前のものがけっこうあります。

 

放置しておきますといずれオリジナルの表側の上糸も消失してしまいますので早めのリペアをしてください

 

下記の画像はリペア後の画像例です

よぉ~~く目を凝らさないと分からないのですが擦り切れてしまったチェンの代わりに見えにくい細番手(番手は細いですが頑丈な代物です)で縫い止めてあります

裏のチェンは消失してしまいましたが表の裏糸は残っていたのでこれで表糸が消失する事もパンクしてしまう事も防げます

※表側画像

※アジャスターネオバーの上部の裏側のチェーンは擦り切れてなくなりましたが表はこれでセーフです

 

Gジャンは結構チェーンステッチ部分が多いので裏側をよくチェックしてみてください

 

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Gジャン 衿修理

劣化というか擦り切れを通り越して破れ状態の衿です

ここは一旦身頃から外した状態で衿を修理します

 

衿下の見頃部分もスレて横糸状態になっていますので

ここはグレー系のシーティングで当て布して補強

衿は修理後裏と表を反対にして付け直しました

衿の裏側は概ね無傷な状態ですので、、、、、

 

Gジャン 衿修理

経年劣化も手伝ってかパックリと衿が口を開けてしまっています

襟を分解すると内側に力布が縫い付けられていました

ラングラーさん独自?の仕様でしょうか、、、衿の形を整えるため、、、?

事によるとこの力布が裂けの原因の可能性も、、、、

ともあれ、いつも通り裂けの修理後、裏表を逆に取り付けて完成なんですが、、、

 

またまた完成画像を撮り忘れて返却しちゃいました😂メンゴ、、、

 

Gジャン 擦り切れ修理

今回はかなり長年大切に使われたと思われるGジャンのリペアです

何故かといえば、部分的に劣化しているのではなく

全体的に生地痩せして全体的にうっすら劣化してきています

休ませながら大事に着てきた感がみてとれます

上の写真の様に徐々に劣化が進んでいます

袖口などもヘリのスレもリペアしましたが衿まわりのリペア画像を添付します

衿付け部分の背ヨークの補強並びに衿のヘリの劣化は裏から適切な厚みの

シーティング当てで縦方向に糸入れします(糸入れは無駄に多くしない様)

補強後は元に縫い合わせて完成

大事に着てあげてください

 

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Gジャン衿補修

久々に結構劣化の激しい衿です

ヘリも完全に口があいてしまっています

いつも通り衿は外してまず衿の補修

衿への糸入れ補強は最小限で衿の形状が出来るだけ崩れない様に

そして裏と表を逆にして付け直すので表と裏の距離調整のため

ヘリの糸入れは衿付けが済んでから加工します

多少裏側はインディゴの色が濃いめですが半年程度でなじんできます。不思議なんですけど(^^;)

 

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