ジーンズポケット袋地破れ 交換修理

ジーンズのポケットもまだ大丈夫、、、と思って放置すると修理不可で交換になります

今回はポケット口も痛んでいたので袋地交換&ポケット口のリペアです

先ずはポケット外します

コレをさらに分解して、同じ型の袋地を型どり

ポケットを外してある間にポケ口はデニムを移植して整えておき、ポケットの形に整形しコインポケットを付け直して本体へ装着して完成

ポケットの交換はベルトラインサイドラインも外す大工事の上、特に右側はコインポケットもありリベットは4個外して交換等特に手間がかかりますので概ね9000円~10000円並みにかかってしまいます

ポケットの破れは放置せづ早め早めのリペアが寛容です

 

ジーンズ 膝破れ修理

相当な生地痩せを伴った末に膝がL字に裂けていました

多分17オンスくらいはあったデニムだとは思いますが10オンス以下の感じでした

この状態ですと狭めに修理した場合は当て布の境目からすぐ切れてしまいますので

このように縦を50センチ並み横20センチ並みに広く当て布(当て布は横糸の色と同色のオフ白)をしてミシンたたきで50番手の細い糸で押さえます

破れた現場は当て布を2重にして糸も細かく入れておきます

基本デニムの場合縦落ち方向に糸入れしますが

「縦裂け」の部分はやもえず横に糸入れします

※縦裂けに縦糸を何十本いれても強度の意味をなしませんので、、、

仕上がり画像です

右足もだいぶ伸びてきていますので破れる前に補強しておくことも一つの手段です

これで加工料は6000円程です

 

 

 

ジーンズ股裂けリペア

今回は小さな裂けです

小さな裂けですが実はコレはやや重症な劣化です

画像の様に巻き縫いや、拝み倒しの縫い線に沿った裂けは

ポリウレタン素材が混入しているストレッチ素材によく見られます

ここは通常のシーティングだけではすぐまた破れますので

厚手のデニムを避け部分に補強してから段座を消す様にシーティングで大きく覆ってミシン入れします

画像ではデニム素材はみてとれませんが黒のシーティングの下に忍ばせてあります

※当て布をいつもと違う黒を使う理由はブラックデニムだから、、、ではなく

横糸が黒で織られているデニムだからです

仕上がりはビフォーと代わり映えしませんがきっちりリペアさせていたたきました

 

ジーンズ バックポケットリペア

今回はバックポケットの総メンテナンスです(^^)

相当ヘビーに履かれたようです

左右共バックポケット口は擦り切れてヘリは消失、

ポケットの縫い糸もところどころ消失

エビスさん特有の内側の底に補強のシーティングが張り込んであるのですがそれも外れて役に立っていないようでした

そんなワケで一旦隠しリベットもカンヌキも全て外してメンテです

※隠しリベットはもう役割をはたしましてのでこのまま廃棄します

ボディ側は隠しリベットやカンヌキを外したため穴になっている部分は穴補給のリペアを先しておきます

次にポケット本体は

ヘリも含め弱くなっているいる部分は軽めのオンスのデニムをあてがって

ミシンたたきして整えます

そしてボディー側に再装着すれば完成です

ポケット口ヘリの仕上りはこんな感じです

結構初めのうちは硬さを感じると思いますが、ここはあまり華奢に仕上げますとまたすぐ劣化してきますので、、、

上記の様なバックポケットの左右の総リペアで概ね10000円程です

 

 

 

ジーンズ ロールアップの擦り切れ修理

ロールアップの折り曲げあとはいつか必ず切れてきます

これを一般の修理同様、裏に当布をして50番手の糸でリペアすれば完璧ですが、、、

そうするとロールアップした時に当然当て布は表に露出してしまいます

そこでこの部分は例外的に当て布なしで「糸だけ補修」します

加工後が以下の画像です

 

ミシンは「上糸と下糸がクロスされる事で縫える」という原理を利用して

上糸をインディゴ色、下糸をグレー色にすることで、まぁまぁ目立たなくリペアできます

実際触ってみるとスレの現場に厚みが出ているのが分かります

このような加工で800円~1500円くらい(スレ方や範囲によります)です

 

 

ジーンズリペア 膝破れ修理

膝下~腿にかけて広く劣化を伴い破れています

特に膝周辺は横とも消失しています

このような場合は当て布はもちろんですが穴の部分は横とを移植して自然に仕上げる方法をとります

 

まず乱れた横糸を整えて劣化や生地痩せしているい範囲の当て布とシロモを使って患部に横糸を装着して下からはめ込みます

仕上げに縦方向に糸入れして完成です

毎度申し上げるのですが、当て布で体とデニムの接触を遮断する事でかなり劣化の進行は止まりますので、必要以上の糸入れはかえってデニム素材の負担になります。少な目の方がより自然にしあがりますので(^^)

加工料的に糸移植でこの程度ですと6000~7000円程になります

ジーンズ前ポケット口スレ修理

ポケット口が半分程度スレてヘリが消失しています

ここまでスレていますと当然袋地もただではすみません↓

まず補修材料のジーンズから色やカーブラインのちょうどよさそうな部分を大きめに切り抜きます

形を整えて現場に嵌めこみます

この状態では劣化前と見分けがつかいのですで

ここから縦方向にミシンで裏側の袋地とヘリ下のスレ共々縫い込んで完成です

こういったポケット口のデニム移植で加工料的には3000円~4000円程です

放置すればするほどポケット口が伸びてしまいますので早めのリペアをお勧めします

本日1/5(金)より通常営業いたします

お休み頂戴いたしましてありがとうございましたm(__)m

ユニオンスペシャルもウチに来てもらって15年くらいにになります

目だった故障もなく頑張ってくれてます(^^)

今年一年もユニオンスペシャルとともに頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

 

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ジーンズ 前ポケット修理

前ポケットは袋地も裂けてポケットのヘリも部分的に擦り切れています

底にも擦れによる劣化が見られます

このような状態ですと前ポケットのヘリはデニム移植、袋地は外して新しく作り直す方法でリペアします

 

リベット等も外して袋地を外して、同じ型で新しく袋は作ります

この段階でポケット口にはデニムを移植しておきます

あたしい袋地を装着

リベットを打ち直して完成です

※外したリベットは使えませんので当方で用意したリベットと交換になります

ジーンズ 股裂け修理

デニムの生地痩せの後裂けた感じです

現状ポケットにも劣化がありますが、ポケットは修理なしというご要望でした

しかしいずれ将来ポケット修理の可能性あるため一旦補修布の入る範囲まではポケット外します

この状態で裂け部分には裏からシーティングの当て布をして縦方向に糸入れ補強

あとはポケットを閉じれば完成です

ポケット

部分には縦方向の糸入れは乗っていませんので、将来的にポケット補修する場合でも普通に加工できます

修理は状態確認と将来予測も大事なんです<(_ _)>

ジーンズシルエット変更

裾幅24センチ並みのややワイドストレートから

裾幅を8センチ程度狭くてテーパードシルエットに変更

裾幅を絞る場合は基本インシームから調整します

この調整で6600円程です

今回は同時に丈もチェーンステッチで調整しましたのでプラス2200円

シルエット調整&丈詰めで8800円です

※裏の仕様やインシームのステッチの数などで料金は変動します