元々裏側のチェックか見え隠れくるような加工のパンツの
横糸が消失してしまった様です
ここはシロモという洋裁のしつけに使う糸を横方向に15本~20本程移植します
通常リペアする場合はここからさらに縦方向に糸入れして横糸が消失しない様施すのですが、今回は縦方向の糸入れなしのご希望です
あまり横糸入れすぎても不自然ですのでこの程度の塩梅で完成
元々裏側のチェックか見え隠れくるような加工のパンツの
横糸が消失してしまった様です
ここはシロモという洋裁のしつけに使う糸を横方向に15本~20本程移植します
通常リペアする場合はここからさらに縦方向に糸入れして横糸が消失しない様施すのですが、今回は縦方向の糸入れなしのご希望です
あまり横糸入れすぎても不自然ですのでこの程度の塩梅で完成
他はそうでもないのですか
このEvisuはバックポケットがご覧の様に
左右共ポケット口のステッチと入れたものの擦り切れが目立ちます
分解して開けてみると底補強のシーティングがはがれています
全ての部分のリペアとなるとポケットを8分ほど外さなけれななりませんが
エビスさんのバックポケットは概ね隠しリベットが入っています
ちょっと話が長くなりますが、もともと隠しリベットは昔の西部開拓当時
糸プラスリベットを打つ事でポケットの強度を上げる事が目的でしたが
普通のリベットだと、乗馬中リベットで鞍に傷がついてしまったようです
そこでデニムの内側に入れ込んだものが隠しリベットというワケです。
近代ではポケットにそうそう大きなものを入れる事はないし馬に乗る機会も
そうそうない( *´艸`)ので今ではディティールの名残りとでも言いましょうか
なくても問題ない代物です
ただ隠しリベットが打たれているというステータスが欲しいだけ?なんですね( *´艸`)
で、、、もうここまで履きこむと隠しリベットが打たれている証は
この様な「アタリ」として出ています。
もうお役御免でなくなってもあるかの様に見えてくれていますので
外してリペアを優先します
話が長々となりましたがポケットの修理は外さない事には出来ません
そのジーンズの状態を鑑みて選択しながらリペアさせていただいております
迷わずキッパリ「修理お願いします」と息子さん(^^)
色落ちもよく結構履き込まれたジーンズは、
左膝は横糸が消失していて横糸の移植が必要なのと腿周りまでデニムの生地痩せ、
右も同様に膝から腿までの広範囲の生地痩せ状態
股周りは後ろ左右と前の左が3面が股スレしていて後ろ中心の巻縫いのヘリは裂けてきていました。リペア料金もそこそこかかるのですが迷わずリペアのご依頼でした
聞けば、昔お父さんが履いていてタンスに眠ってた502、
息子さんの履きたい心意気を感じました
もちろんいつだって全力でリペアしてるんですがなんか力が入ります😁
本年も残すところ29日と30日で本年の営業を終了いたします
12/31(木)~1/4(月)はお休みを頂戴させていただきます
本年中はご愛顧いただきありがとうございます
来年もよろしくお願いいたします
Master 須田
上部が破れる珍しいケースです
よく見ますと底もダメージがあります
お空食い財布の様なものを入れておられると思います
ここは一旦ポケット剥がします
やはり底も目見えて破れる寸前です
このような場合は強度の高い補強が必要ですので
14オンス並みのデニム生地裏から当てがいます
傷部分へ縦方向の糸入れをして元の通り縫い直して完成です
ジーンズのリペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848 AM10:00~PM7:00 月曜定休
ボタンホールはこのように完全に切れてしまうと
つなぎのデニムを移植して修理します
上記の様に一旦分解を伴ってホールにデニムを差し込みます
※生地は少し多めに入れて後で調整
現場(頭方向)を縫いつぶして下地を作って、ホールの開け直し
手篝でホールを作って分解を縫い直せば完成
加工料は2500円~3000円程です
このジーンズはポケットの袋地も相当劣化してますがとりあえずポケット口の擦り切れから修理します
このようにヘリが消失している場合はデニムを移植する方法でリペアします
先ずは似たような色目と雰囲気のデニムのポケット口を用意します
こんな感じで
擦り切れてヘリが消失している現場に嵌めこみます
後は減りに合わせて同色の糸でミシンたたきして装着して完了
このジーンは袋もボロボロなので交換しますが今日はここまで(^^)
今回は以前修理した(普通の洋服直しやさん)リペアのやり直し依頼です
20番手並みの太めの糸で修理してあります
指が入っている劣化部分は裏側の当て布に原因があります
おそらくデニムには丈夫なデニムの当て布と考えてしまったのでしょう、、、
このように厚手の当て布を施すと境目から劣化してキレてしまいます
そこで一旦張ってある当て布を慎重に外します
表を傷つけないように慎重に取り外しできました
後はいつも通り軽めのシーティングを当て布して50番手に細い糸で縦方向に糸入れします
傷部分は2重にしてますが段差が出ないよう全体的を薄いシーティングで覆います
完成です
やはりこの方法が一番デニム補修には適しています
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すこし放置しすぎましたね
まぁしかしこの程度なら袋地の作り直しをしなくても
表のデニム素材にたたきつけ合わせれば修理可能です
表側には全く糸の入ってる様には見えません
これで加工料は1900円程です
前ポケットは放置しすぎると相当な分解(リベットも付け替える等)をともない加工料も6000円並みにかかりますので早め早めにリペアしましょう
いつもご利用ありがとうございます
緊急事態宣言執行に伴いお知らせいたします
ネットでのご依頼は通常通りです
ご来店のお客様に関しまして店舗は以下のルールに基づいて営業しています
① 店内は基本お一人(お一人組)もしくはお二人(お二組)づつの入店にさせていただいております
店頭もしくは駐車場でお待ちねがう場合がございますが順次案内させていただきます
②基本的に1.8mメートル以上のソーシャルディスタンスで接客させていただきます
③営業時間 AM10:00〜PM7:00
定休日 月曜日に変更はありませんが
シャッターや照明は半分程度にさせて頂いている場合がありますのでご理解ください
なお手作りの洗えるマスクは通常通り販売、注文を承っております
880円~生地や柄によります
※マスクの販売は現在ご来店のみの対応となっております
送りでの販売は検討中ですのでご了承ください
皆様の健康が健全に保てます様ご協力の程よろしくお願いいたします
masterよりm(_ _)m
ネオバーボタンは頑丈すぎてこんなことがよくおきます
ボディーの生地の方が耐え切れなくなってきます
こうなると方法的に無理やり20番手程の太めの糸で括り付けるか交換になります
今回は交換することにしましたのでネオバーはとってしまいます
※ネオバーはハメ直しは出来ませんので
現場は大きな穴になっていますので下地を作り直します
いろいろ種類はありますがドーナツタイプの似た感じのもので付けます
しっかりとはめ込んで完成です
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