踵の擦り切れも放置しすぎるとどんどん浸食してきます
この程度に見えてもステッチをほどいて三つ折りを広げるとこの通り
ここはシーティングもしくはデニム(10オンスクラスの薄めのもの)を挟み込んで縦方向に糸入れ補強したのちのチェンステッチで縫い直して完成
この程度の劣化の修理で3000円程です
お気に入りのデニムお手入れはこまめにしておきましょう
踵の擦り切れも放置しすぎるとどんどん浸食してきます
この程度に見えてもステッチをほどいて三つ折りを広げるとこの通り
ここはシーティングもしくはデニム(10オンスクラスの薄めのもの)を挟み込んで縦方向に糸入れ補強したのちのチェンステッチで縫い直して完成
この程度の劣化の修理で3000円程です
お気に入りのデニムお手入れはこまめにしておきましょう
スマートフォンからの画像付きのお問合せをいただき
当方から返信した場合「宛先不明」でメールか戻ってきてしまうケースが結構あります
スマートフォンの設定で
「パソコンからの受信拒否機能」や「受信アドレス指定」などの機能をお使いの場合
当方からの返信メールがお届け出来ない次第です
msuda@peach.ocn.ne.jp のアドレスから返信いたしますので受信できるよう設定していただけますと幸いです
今回返信できなかった内容は以下の内容です
上記状態でお見積り要望の内容でした
股スレの様ですので必要以上の硬さや重さが出ないよう回りをシーティングの当て布補強で縦方向の糸入れ補修になります。
回りの生地が痩せている場合は少し広めのシーティングの当て布で加工いたします
料金は2000~2500 円程と思われます
上記の内容で加工できます
ジーンズのリペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
TEL: 0436-63-3848 AM10:00~PM7:00 月曜定休
劣化が進行を通り越してヘリが程消失した状態のポケット口
このような場合はデニムを移植してヘリを作り直します
スレ感や当アタリ感の出ている場所の材料をカットしてポケット口のカーブに合わせてアイロンでカーブ付け
現場に嵌めこみます
余分にバラけている縦横の糸は適切に自然に見える程度カットアウトします
あとはいつも通り縦方向に50番手の細糸でたたきつけして、お好みによりステッチの入れ直し(わざと入れない場合もあります)
ポケット口は放置しておきますと伸びてしまいますので早めのリペアをお勧めします
初めて見る劣化状態
表から
裏から
そう生地痩せしているわけでもなくここまで劣化したところをみますと
張物をはがしたか、もしくは薬品による劣化等が考えられます
いずれにしてもこの場合はデニム移植の上、デニムと段差が付かない様に周りをシーティングでも覆います
裏から当てこみます
表をみて丁寧に糸入れしていきます
破れの境目は細かく糸入れして完了
ジーンズのリペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
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袖周りは相当劣化しています
大きく開いた穴にはデニムの移植
袖口は50番手の細い糸を入れ込んで補強します
まわりの雰囲気に合わせてリペアします
ステッチの入れ直しは適度に入れることで違和感なく仕上げ
50番手の見えにくい糸でしっかり補強
元々裏側のチェックか見え隠れくるような加工のパンツの
横糸が消失してしまった様です
ここはシロモという洋裁のしつけに使う糸を横方向に15本~20本程移植します
通常リペアする場合はここからさらに縦方向に糸入れして横糸が消失しない様施すのですが、今回は縦方向の糸入れなしのご希望です
あまり横糸入れすぎても不自然ですのでこの程度の塩梅で完成
他はそうでもないのですか
このEvisuはバックポケットがご覧の様に
左右共ポケット口のステッチと入れたものの擦り切れが目立ちます
分解して開けてみると底補強のシーティングがはがれています
全ての部分のリペアとなるとポケットを8分ほど外さなけれななりませんが
エビスさんのバックポケットは概ね隠しリベットが入っています
ちょっと話が長くなりますが、もともと隠しリベットは昔の西部開拓当時
糸プラスリベットを打つ事でポケットの強度を上げる事が目的でしたが
普通のリベットだと、乗馬中リベットで鞍に傷がついてしまったようです
そこでデニムの内側に入れ込んだものが隠しリベットというワケです。
近代ではポケットにそうそう大きなものを入れる事はないし馬に乗る機会も
そうそうない( *´艸`)ので今ではディティールの名残りとでも言いましょうか
なくても問題ない代物です
ただ隠しリベットが打たれているというステータスが欲しいだけ?なんですね( *´艸`)
で、、、もうここまで履きこむと隠しリベットが打たれている証は
この様な「アタリ」として出ています。
もうお役御免でなくなってもあるかの様に見えてくれていますので
外してリペアを優先します
話が長々となりましたがポケットの修理は外さない事には出来ません
そのジーンズの状態を鑑みて選択しながらリペアさせていただいております
迷わずキッパリ「修理お願いします」と息子さん(^^)
色落ちもよく結構履き込まれたジーンズは、
左膝は横糸が消失していて横糸の移植が必要なのと腿周りまでデニムの生地痩せ、
右も同様に膝から腿までの広範囲の生地痩せ状態
股周りは後ろ左右と前の左が3面が股スレしていて後ろ中心の巻縫いのヘリは裂けてきていました。リペア料金もそこそこかかるのですが迷わずリペアのご依頼でした
聞けば、昔お父さんが履いていてタンスに眠ってた502、
息子さんの履きたい心意気を感じました
もちろんいつだって全力でリペアしてるんですがなんか力が入ります😁
本年も残すところ29日と30日で本年の営業を終了いたします
12/31(木)~1/4(月)はお休みを頂戴させていただきます
本年中はご愛顧いただきありがとうございます
来年もよろしくお願いいたします
Master 須田
上部が破れる珍しいケースです
よく見ますと底もダメージがあります
お空食い財布の様なものを入れておられると思います
ここは一旦ポケット剥がします
やはり底も目見えて破れる寸前です
このような場合は強度の高い補強が必要ですので
14オンス並みのデニム生地裏から当てがいます
傷部分へ縦方向の糸入れをして元の通り縫い直して完成です
ジーンズのリペアやカスタムのご相談はメールでお気軽にお問合せください
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ボタンホールはこのように完全に切れてしまうと
つなぎのデニムを移植して修理します
上記の様に一旦分解を伴ってホールにデニムを差し込みます
※生地は少し多めに入れて後で調整
現場(頭方向)を縫いつぶして下地を作って、ホールの開け直し
手篝でホールを作って分解を縫い直せば完成
加工料は2500円~3000円程です